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ああ上野駅、伊沢八郎が歌っていたが僕には別の上野がある。

こんばんは、会員制ビジネス構築コンサルタント@福だるまです。

 

今日は南千住の現場に行き雨のため中止、会社のミスを確認させて1日の保証を得る。

昨日から雨休みは予想されていたが、会社の不手際というか単純な留守電を聞かなかったと、初歩的なミスでしかない。

今日の現場、五人だが皆中止を願っている、当たり前だが作業員さんの車が1台も来ていないのに仕事ができるはずはない。

案の定というか会社とクライアント側の連絡ミス、くどいようだがあってはならないことなんだよね。

でも、やっちゃった仕方ないけど会社がペナルティを負うのが当然です。

我々は、仕事もしないで1日分が保証されるという皆が望んでいた結果に大喜びで、現地解散。

 

僕の魔がさして途中下車したのが上野駅。

久しぶりに朝っぱらから飲みたくなった、というか祝杯をあげたくなったのが上野。

丸井の横を右折してすぐ左にある「タキオカ」、24時間営業している立ち飲み屋🍺🏮。

入店時刻8時54分、退店は9時32分のショートタイム。

アサヒスーパードライの瓶ビール2本820円。

煮込み160円
豚バラ塩焼き2本230円
野菜天160円

超明朗会計、チップ無し。

合計金額1370円の幸せを感じるキャッシュオンデリバリーの最先端システム。

 

ほろ酔いの自分に「ああ、上野駅」が大好きだった山形県余目出身の先輩T・Tさんが重なってくる。

癌の宣告を受けて、誰一人お見舞いも受付なくてそのまま旅立った。

 

水商売の先輩であり、教材屋では社長の運転手兼秘書をやってた。

渋谷や新宿の大箱でマネージャーをやっていたので交友関係が凄かったし、何かと気を使ってくれながら足も引っ張ってくれた人。

 

 

僕には「家庭教師派遣業」のM&A物件をやらせといて無駄な出資をさせられたり、「大箱店」や「温泉ホテル」などを経営していた歌舞伎町伝説のオヤジの右腕にならないかと斡旋してくれたりもした。

寒さ厳しい1月から5月まで玉川学園にあった要塞のような事務所で朝の7時から18時まで書生か営繕係かというようなことをして、やっと認めてくれた。

六本木で旅行代理店をやってた時代のことだが、この人の空いてた西新宿7丁目のビルへと安い家賃で移転もした。

旅行代理店を会社ごと引き受けるという話から始まったけど、最終的には僕だけを狙っていた。

 

 

水商売で成功した人だったから、人を見る眼が半端じゃない。

社員は、新聞募集で幾らでもくるから篩に掛けられるとの割り切りで幹部社員を採用をしていた。

そして、少しばかり様子を見てから各温泉ホテル経営の小会社の役員に登用する。

これぐらいドライにやらないとまともなことでは成功できないことをまざまざと無言のうちに教えてくれた。

 

 

僕のどこを買ってくれようとしたのか、「企画力」と「統率力」。

次から次とホテル案件が届けられる、玉石混交の危ない案件も含まれてのものだ。

その見極め、新たに仕込む場合にも企画力が絶対に必要だ。

また、何十人とか何百人とかの従業員を統率する力も当然だ。

幾つかの事業計画書も作成した。

 

一度、旅行代理店の社員の総意でオヤジのもとに行くことを断った。

が、夏になり右腕というか左腕として幾つかのホテルの社長をやらせていた人に辞められてしまった。

突然の呼び出しだったが、ベンツ560SECの鍵と「ポケベル」を持って行けと言われる。

そして、1ヶ月間の時間で考えをまとめてYesかNoの返事をくれと。

教材屋の社長とも喧嘩別れしたあとだったので、微妙に心が揺れた。

けど、やっぱり人の下ではやれない性格の僕。

 

「鶏口牛後」を教えてくれたのが実の親父。

 

どんなに苦しい戦いが待っているかもしれないが、厳しい道を選択することにした。

 

 

 

その後も、T・Tさんとは何かにつけ良く飲んだものだ。

女性がいるお店は勿論のことだが、一番のお気に入りは渋谷しょんべん横丁の「鳥重」さんだった。

名物おかみの目を誤魔化して規定された以上のお酒の注文をして見たり、焼き鳥も大串なのでそんなに頼めないのだが無理言ったり。

常連としての我儘を言えたお店も店仕舞してしまった。

残念なことだけど、人の命の儚さと同様にお店にも儚さが残る。

 

蛇足だが、僕を必要としてくれた人の会社は230億円の負債を抱えて倒産と日経新聞にも大々的に書かれた。

水戸黄門じゃないけど、大きな会社にするのも成功するのも助さん角さんのような、右腕と左腕が必要だったようだ。

 

 

僕は悪運が強いのだろう、巻き込まれずに今も生きている。

もう少し、何かやるべきことを残しているようなので初めて上京した時のような新鮮な自分に戻って原点回帰します。

 

やっぱり、「ああ、上野駅」は井沢八郎さんよりT・Tさんだ。

楽しかった思い出をありがとう、ご冥福をお祈りします。

 

 

じゃあ、またね。

 

 

会員制ビジネス構築コンサルタント@福だるまでした。

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